HPV・尖圭コンジローマについて
HPV(ヒト・パピローマ・ウイルス)は、性行為の経験がある女性なら一生に1度は感染するといわれるウイルスです。
このウイルスは100種以上と多くの種類が存在し、内40種以上が性器から検出されています。尖圭コンジローマを発症するものはHPV6型・11型の2種類です。
感染しても約90%の人が自己免疫によりウイルスを排除できるのですが、排除できずに尖圭コンジローマを発症してしまうと、完全にウイルスを排除することは難しく、再発を繰り返してしまいます。
症状について
痛みやかゆみ等の自覚症状はないことも多く、イボができて初めて感染に気づくことがほとんどです。大きさは2mm〜指先大くらいのイボが徐々に増えます。陰部にイボ(褐色や黒色ぽいときもある)ができる、陰部に痛みやかゆみがでるといった症状がみられます。
予防・治療
予防について
コンドームの正しい装着。
治療について
治療方法は、外科治療と薬物療法の2種類があります。
一般的な【凍結療法】では、突起物に何度も液体窒素を当てるので、痛みが続きやすく、治療に回数がかかります。
当院では【外科的療法】を導入し、電気メスで患部を除去します。
局所麻酔を使用して痛みを抑え、傷痕も残りにくいので綺麗な状態に戻すことが可能です。
治療もほとんどの場合、1回で完了致します。
当院はベセルナクリームの取り扱いもあります。
週に3回(2日に1回)、就寝前にクリームを患部に塗布し、翌朝シャワーでしっかりと洗い流します。1クール2週間の治療を行い、経過をみていきます。
※尖圭コンジローマは再発の可能性があるので、定期的な受診を推奨しております。
副作用
主な副作用として、塗った部位の紅斑、びらん、表皮剥離、浮腫、疼痛、刺激感、かゆみ、湿疹など。