性器クラミジアについて
性器クラミジアは、日本において最も多い性感染症(STD)であり、若年層の女性に多い性感染症(STD)です。
クラミジアの感染経路の主は、性交や性行為類似行為による、粘膜の接触や分泌物との接触により、ヒトからヒトに感染します。
また、新生児においては、母親からの産道感染で母子感染することがあります。無症状または症状が出ていても軽度なことが多いため、感染に気づかず、パートナーなどとの性行為によって感染を拡大させてしまう原因になる可能性があります。
クラミジアの病原体、クラミジア・トラコマチスは感染力がとても強いため、知らず知らずのうちに、あなた自身が感染源になってしまうことがあります。大切な人の為に早期の検査、治療を推奨しています。
症状について
感染していても、無症状、また症状が出ていても軽度なことが多いため、気づかないことが多くあります。
潜伏期間は1~3週間で、検査可能時期は感染機会から24時間以上です。
男性の場合
無症状または、症状が出ていても軽度で気づかないことも多いです。5割の方は、症状に気づかないと言われています。
- 陰部に軽いかゆみ、不快感がある。
- 少量の分泌物がでる。
- 尿道に炎症が起こるため、排尿時に軽い痛みがある。
- 性交時、軽い痛みがある。
放置すると、症状の悪化、精巣上体炎、男性不妊症の原因となることもあります。
また、粘膜が炎症するために、HIVをはじめ、他の性感染症(STD)への感染リスクも高まります。
症状が改善した後でも、感染が継続しており治っていないことが多いと言われているため、完治しているかの検査が重要になります。
女性の場合
普通は無症状で気づかない事がほとんどです。7~8割の方は症状に気づかないです。
- おりものの量が少し増えた。
- 外陰部に軽いかゆみ、腫脹がある。
- 排尿時に軽い痛みがある。
- 性交時に軽い痛みがある。
放置すると、症状の悪化、卵管炎、腹膜炎、子宮外妊娠、不妊症の原因になることもあります。
また、粘膜の炎症によりHIVをはじめ、他の性感染症(STD)への感染リスクも高まります。感染する機会や回数が増えると不妊にもつながります。さらに、子宮外妊娠や流産、早産にもなる原因が高くなります。
予防・治療
抗生剤の内服による治療を行います。マクロライド系、テトラサイクリン系および、ニューキノロン系の抗生物質を使用します。服用期間は薬の種類によって異なりますが、1週間程度で終わる場合がほとんどです。
クラミジアは男女間でお互いに感染させるピンポン感染があるため、両者の治療を同時に行うことが重要になります。
コンドームの使用、感染が疑われる相手との性的交渉を避けることで感染の予防になります。
副作用
下痢、腹痛、吐き気、腹部不快感、腹部膨満、発疹、蕁麻疹、かゆみなど。